2015年に新設された「若鮎ファーム」では、省エネルギーで環境負荷低減が期待できるヒートポンプエアコンを導入したことで、安定した生産と従業員の作業効率の改善、生産コストの削減につながっています。さらに2020年10月より電気のCO2排出量をゼロにする法人向け電気料金プラン「やまがた水力プレミアム」に加入し、マッシュルームの栽培を通じて、持続可能な社会の形成に貢献できるよう、環境や地域社会に配慮した様々な取り組みに挑戦しています。

　舟形マッシュルームでは、きのこ業界では難しいとされる「オーガニック認証」を取得し、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、土壌の持つ力を活かして環境への負荷をできる限り少なくする農法（有機栽培）を用いています。また、農林水産省が導入を推奨するJGAP認証農場でもあり、食品安全・環境保全等の持続可能性を確保するための生産工程管理を行っています。